FREE CNC TOOL · 表面粗さ

表面粗さ対照表(Ra/Rz/N等級/▽記号)

Ra、Rz、N等級、そして旧制の▽記号を1ページで対照でき、各加工法で実務的に到達できる粗さ範囲も併記しています。近似換算である箇所は明示しています。

Ra/Rz/N等級 対照表

N等級(ISO 1302)Ra(μm)Rz 概略値(μm)
N10.0250.1
N20.050.2
N30.10.4
N40.20.8
N50.41.6
N60.83.2
N71.66.3
N83.212.5
N96.325
N1012.550
N1125100
N1250200

Rz ≈ 4 × Ra は経験的な近似であり、実際の比率は加工方法によって3〜7倍の間で変動します(旋削とフライス加工で異なり、研削は4〜5倍に近づきます)。図面にRaとRzが併記されている場合は図面の指示を基準とし、換算値で検収してはいけません。

▽記号(旧制の仕上げ記号)対照

記号対応するRa(μm)代表的な加工方法
12.5 – 25荒旋削、荒フライス、鋸断面
▽▽3.2 – 6.3一般的な旋削・フライス加工面
▽▽▽0.8 – 1.6精密旋削、精密フライス、リーマ加工
▽▽▽▽0.2 – 0.4研削、ホーニング、研磨

▽記号はJISの旧制で、工場ごとに慣用範囲が多少異なるため、旧図面を読む際の参考にとどめてください。新しい図面ではRa/Rzの数値で指示してください。

代表的な加工法で到達できる粗さ範囲

加工方法一般的に到達できるRa(μm)
エンドミル加工(一般条件)0.8 – 6.3
旋削0.8 – 6.3
ドリル加工1.6 – 6.3
リーマ加工0.4 – 1.6
平面研削0.1 – 0.8
ホーニング(honing)0.05 – 0.4
研磨/鏡面0.012 – 0.1

よくある質問

RaとRzの違いは何ですか?

Raは輪郭の算術平均偏差(平均の概念)、Rzは基準長さ内の山谷の高さ(極値の概念)です。同じ表面ではRzの数値は必ずRaより大きく、経験的には約3〜7倍です。検収でどちらを用いるかは図面の指示を基準とします。

Ra1.6は一般的なフライス加工でできますか?

できます。精密フライスの範囲で、適切な1刃当たり送り(小さめのfz)、鋭い工具、安定した把持が必要です。Ra0.8以下は仕上げ用の刀路(ツールパス)に切り替えるか、研削系の工程に変更することをおすすめします。

図面に粗さの指示がない場合はどうすればよいですか?

図枠の一般注記(「指示なき箇所はRa3.2」など)に従って処理します。まったく注記がない場合は、自分で仮定せずお客様に確認してください——粗さは工数と見積りに直結します。

関連記事:表面粗さRa 完全ガイド · 表面処理の選び方|その他のツール:切削条件計算 · タップ下穴径対照

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